どうも元美容師のMacoです。
今回のお題は髪を傷めずにセルフカラーを成功させる裏技をご紹介します。
「市販カラーはそのまま染めると紙が傷んでしまいます!」
っていうのは、ほとんどの人が分かってて使っていますよね。
私の友人もよくセルフカラーをするんですが、
「また失敗しちゃった・・」ていつも嘆いています(笑)
なので、友人にも今回ご紹介する方法をアドバイスし、
実践してもらいました。

結果は、なかなか好評でした。
ちょっと面倒くさいとは言っていましたが(^^;)
では、裏技を紹介する前にセルフカラーのよくある事例を
ご紹介していきたいと思います。
セルフカラーのあるある事例をご紹介!

セルフカラーをしたことがある方は経験があるかもしれないですけど、
「市販カラーので染めたら髪へのダメージが大きく、
パサパサになった」
「染め立ての時はサラサラだったのに、色落ちとともに
なんかダメージしてきた」
「ビックリするくらい、色ムラになった」
などなど、失敗事例はたくさんあります。

もしかしたら、そういう経験をしたことがある方も多いんじゃない?
私も失敗だらけだし・・・

やっぱりセルフだから多少の失敗はしょうがないって思いがちですが、しっかりポイントを抑えていけば「セルフカラーもイケるじゃん」って思ってもらえるはずです。
市販のカラーでダメージを最小限に抑える方法を5つのポイント

実は市販のカラー剤ってちょっと工夫を加えるだけで、ダメージを
最小限に抑えながら髪を染めることができるんです。
普段セルフカラーをしている方、これからちょっと緊急でしなきゃ
いけないっていう方も参考にしていただければと思います。
今回紹介するやり方でセルフカラーを進めてもらった方が髪へ
の負担やダメージは、比較的抑えられると思うので是非実践してみて下さい♪

さて、実践、実践♪

気合い入ってるわね!
じゃあ、まずは基本の流れを抑えていこう。
1:事前に髪を軽く洗う

市販のカラー剤は乾いた髪の毛に使うものがほとんどだと思うん
ですけど、例えば外に出かけた後だったり夜遅くに帰ってきて
からの髪の毛には、見えないホコリだったり汚れが付着しています。
そのままカラー剤を塗布してもホコリだったり、汚れが薬剤の邪魔を
してしまって、カラー剤本来のパフォーマンスを発揮できなくなって
しまうんですね。
なので、髪を洗うことによって汚れを落としてカラー剤の染料が
紙の表面に付着させやすくしてあげます。
その後は髪の毛は乾かして、髪にカラー剤が付着しやすい状態から始めて
あげると、ダメージを抑えながら髪の毛を染めることができます。
2:ヘアオイルでコーティングする
市販のカラー剤は誰でも綺麗に染まるようにできているため、強い薬剤で作られています。
そのため、そのまま塗布してしまうと特に中間から毛先のところは
ダメージしやすくて、パサつきだったりうねりの原因になってしまいます。
なので、ダメージしやすい中間毛先の部分には染める前にヘアオイルだったり
ヘアトリートメントをつけてあげて、保湿することによってガツンとカラー剤
が髪に浸透してダメージするのを防せいでくれます。
すると、徐々に徐々に薬剤が浸透していくのでダメージを最小限に
抑えやすくなります。
であとはトリートメントをつけてからカラー剤を塗ることによって
上の方だけ明るくて毛先だけ、なぜかすごい暗くなっちゃうとか、その
毛先だけの色ムラを防ぐことができます。
手先だけ色がすごく入っちゃうって方は、染まってしまいすぎる部分に
事前にトリートメントをつけてからカラーを塗布するといいかなと
思いますよ(^^)/

3:染料の時間を守る

これはパッケージ だったり説明書に書いてあると思うんですが、染料を紙に
つけて放置する時間は説明書に従い正確に守るようにしましょう
この染料を髪につけるという時間は、メーカーさんが薬剤の強さや量を考えて
、髪がなるべく痛まず染まりやすい時間というのを計算した数字になります。
時間を長くおくと薬剤を髪に必要以上に浸透させてしまい、ダメージを与える
可能性があるので注意し ましょう。
私の場合はスマホのタイマーを利用して、時間厳守を徹底しています。
(じゃないと時間が過ぎてしまいがちなので)
4:染めた後のケアに気をつける

髪を染めた後はカラー剤の薬剤で髪が乾燥しやすかったり、ダメージ
しやすい状態になっています。
髪を保湿するために、トリートメントや
コンディショナーを使用するようにしましょう。
付属品で専用のトリートメントが付いているカラー剤もありますよね。
また髪の毛を傷めないためにカラー直後はなるべく高温でのヘアアイロン
だったり熱を使うことは避けるといいかなと思います。
色落ちの最大の敵は、「水で濡れている状態で放置する」ことや
「高熱」だったりしますから。
5:2剤の量を減らす

使ったことがある方はご存知かもしれないんですが、カラー剤のほとんどは
1剤とニ剤を混ぜ合わせて作ります。
1剤は染料やアルカリ剤が中心で、2剤は過酸化水素が中心となっています。
1剤で髪のキューティクルを開いて水で髪の中に色素を入れるという、この2つの
化学反応で髪に色をつけるという仕組みなんですが、市販のカラー剤の多くは
この1剤と2剤の割合が1対2で配合されています。
でも実は、この2剤の割合が多いため髪をダメージさせてしまう可能性が高いんです!
じゃあ何で市販のカラー剤は水剤が多く配合されているのかっていうと答えは
簡単で、その方が仕上がりに差がないかなんですね。
お客様の紙に合わせて薬剤を作るサロンカラーとは違って、市販のカラー剤はこの1つ
の商品でいろんな人の髪の毛を染めないといけないですよね。
なので、どんな方が使っても効果を実感できるように水彩の割合を高くしている
っていう事なんです。

なるほど!誰でも効果を実感できるって響きはいいけど・・
その裏では怖いこともあるんだね!

うん、だからこの2剤の量を減らすことで 髪のダメージを最小限抑える
ことが可能なの。
ちなみに私の場合は1:1の割でも、しっかり染まりつつ
仕上がりも良かったよ。
【補足】髪へのダメージが少ないヘアカラーもある!

また髪を傷めずに染める方法としては、1剤のキューティクルを開くための
アルカリや髪内部に染料を浸透させるアンモニアが含まれないカラー剤を
選ぶという方法もあります。
ヘアマニキュアとかアンモニアフリーのカラー剤がそれに当たるんですが、
髪へのダメージが少ない代わりに色落ちがしやすいなど、といったデメリット
も挙げられます。
気になった方はこの方法も検討してみるのもおすすめですよ。

へー!そんな優れものがあるだね。
私もそっちのヘアカラー使ってみようかな♪

色落ちしやすいっていうデメリットもあるけど、
そこも踏まえて使うなら全然ありだよね。
まとめ

私が実践している市販のカラーで、ダメージを最小限に抑える方法を
5つのポイントをご紹介してきました。
特に5つ目の1剤と2剤のバランスを取ることでダメージを抑える
方法は、ちょっと面倒くさいので避けられがちですが、髪への負担を
考えると試す価値はあると思います。
それ以外のポイントは割と簡単に実践できると思うので、自分ができる
範囲でセルフカラーを楽しんで頂けたらなと思います♪

なんかやる気出てきた!
インナーヘアカラーばっかりやってきたけど、
そろそろ飽きてきたし、この機会にセルフカラー
してみよっと。

いいじゃん、いいじゃん!
この記事を参考に実践してみて、
上手くいったら教えてね😁
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