普段何気なく使っているコテでも使い方を間違えると、
どんどん髪の毛を傷めてしまいます!
こんにちは、元美容師のMacoです。
今回はコテを使って巻くときに注意してほしい5つのポイントを
紹介していきます。
みなさん普段何気なくをコテを使って髪を巻いてませんか?
何も知らずにコテを使い続けてしまうと、髪のダメージだったり
チリつき、パサつきの原因にもなってしまいます。
![Maco](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/09/23456946.png)
でも今回お話しするポイントさえ押さえておけば
「ダメージを抑えつつ綺麗な巻き髪を作ることができるようになる」
のでぜひ皆さん参考にしてください!
【基礎知識】なぜコテで巻き髪を作ることができるのか?
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/7J9A8234-1024x683.jpg)
それではさっそく説明していきます。
まず、なぜコテで巻き髪を作ることができるのか?
その原理からお話ししていくんですけど。
これはよくお客様にも説明していたんですけど、
水素結合っていうのが関係しています。
髪の毛の中には鎖状につながった、こういう感じでつながった骨の
ようなものがあります。
この骨は髪が濡れている状態の時は、バラバラになって髪が乾くと
くっつく性質を持っています。
この骨がくっつく時にどういう形で、くっつくかによって髪の毛の
形って変わってくるんですね。
なのでコテっていうのは、髪をクルクルって巻きつけた状態で
高音の熱を当てて髪の中の水分を抜くことによって、その巻き
つけた時のくるくるのカールの状態を記憶させるっていう道具
になります。
まあ、これも基本的なことなのでご存知な方も多いとは
思うんですが、この知識をしっかりと知っておくことが
重要になってきます。
コテを使う際の注意するポイント
ではここからは、コテを使う際の注意するポイントを
お伝えしていきます。
ポイント1:濡れ髪に注意する!
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/AKANE278122238_TP_V4.jpg)
まず一つ目は濡れ髪に注意するです。
たまに髪を巻くときに水分が残ったままで、
「ジュー」って音が鳴る時ないですか?
これは危険信号の合図なので注意してください!
自分でも、コテを使う際に音はしっかり聞いておいてくださいね。
このような音は水蒸気爆発と呼ばれていて、これは髪の表面の
水分だけではなく、髪の内部の水分も蒸発させてしまいます!
そうすることで髪の内部の細胞が破壊されてしまって、
かなりダメージをさせてしまうし、健康的な髪の毛を維持することができ
なくなってしまいます。
さらに濡れている髪の毛ってとってもデリケートなので、濡れている状態で
コテを挟むとキューティクルが剥がれてしまって、髪の乾燥やパサつきの
原因になってしまいます。
なので、髪を必ず完全に乾いてからコテを使うようにしてください。
![Maco](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/09/23456946.png)
スタイリング剤だったり髪を巻く前に使うオイルが
あると思うんですけど、これもつけ過ぎた状態で行
ってしまうと同じように中って水蒸気爆発を起こし
てしまう可能性があるのでこちらも注意してください。
ポイント2:毛先から挟んで巻いていく
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/0203kb2016_2_29-1024x683.jpg)
はい、次に2つ目が毛先から挟んで巻いていくです。
これもほんとやめてもらいたいですね。
毛先っていうのは、やっぱりこの根元中間に比べてダメージ
しやすいです。
こんなダメージしやすいからコテを挟んでしまうとくるくる
って巻いた時に一番内側、一番熱が当たる部分が毛先にあるんですね。
つまり一番高温の部分にダメージのしやすい毛先を当ててしまって
いるし、コテを当てている時間が一番長い部分にをなってくるんですね!
なので、もう本当にどんどんどんどん毛先が傷んでいく一方です。
なるべくやらない方がいい巻き方は「毛先からこういうふうに
巻いていくこと」
毛先だけに熱が当たってあんまり巻けないんですよ。
なので、できれば髪の中間部分からアイロンを挟んで、、中間部分巻いた
らこのレバー緩めてでササッと毛先までいって、くるくるってササッー
て抜くのが一番ダメージしづらいかなって思います。
下にスーってずらすのも完全にこのレバーが挟まった状態で、
このキツい状態でぴーって引っ張ると、キューティクルを剥がして
しまう原因になります。
必ずこのレバーを緩めてから下にスライドさせてください。
ポイント3:高音に注意する
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/takebe2182601dasd_TP_V4.jpg)
はい、次3つ目が高温に注意するです。
髪の毛を巻く時の温度にも注意してください。
あんまり高い温度で巻いてしまうと、髪の毛がタンパク変性を
起こしてしまいます!
例えば卵ってタンパク質からできているんですけど、卵は生卵の時は
透明で柔らかいですよね。
でもその卵も火を通すと徐々に白くなっていって硬くなります。
それと同じで髪の毛も同じように高音の熱を加えることによって。
どんどんどんどん硬い髪の毛になってしまって、髪がバサッと広がり
やすくなってしまう原因になります。
![Maco](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/09/23456946.png)
しかも一度タンパク変性を起こした髪って元
に戻すことができないんです。
![りさ](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/hair_innercolor.png)
なるほど!なんか失敗できないプレッシャー・・・
卵も一緒で火を通してう目玉焼きにしてしまった物って、
もう生卵に戻らないんですよね。
それと同じなんです!
なので、そうならないように最初から適度な温度で髪の毛を
巻いていく必要があります。
コテを使うときの大体の温度の目安としては、健康の髪の人の場合
120度から150度。
ダメージ毛の人は100度から120度ですね。
この温度で巻けたら一番いいかな。
ただカールがつきにくい方だったり、剛毛もでなかなか負けない方は
高くても160度くらいがいいかなって思います。
本当に限界のギリギリは180度ですね!
180度以上は絶対に使わないでください。
あとは、なるべく自分の中で一番低い温度を探していくといいん
じゃないかなって思います。
ポイント4:温度の低すぎにも注意する
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/SAYA160105070I9A3021_TP_V4.jpg)
はい、次に4つめ温度の低すぎにも注意するです。
あれっ今状態温度 ダメって言ったじゃん?って思うかもしれ
ないんですけど、確かに今低めの温度で髪を巻くに越したことはありません。
ただ温度が低すぎて、なかなかカールがつかずに何度も何度も同じ場所を
まき続けてしまうと、摩擦が大きくあってキューティクルを剥がしてしまう
原因になってしまいます。
コテを使うときは、できるだけも一括で巻くことによって髪へのダメージを
最小限に抑えることもできます。
![Maco](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/09/23456946.png)
さっきも言ったんですが、自分に合う一番低い
温度を探してみるといいんじゃないかなーって思います。
ポイント5:【重要】3秒ルールを徹底する
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/hourglass-620397_640.jpg)
はい 最後5つめ3秒ルールを徹底することです。
コテを髪に当てている時間を長くすれば長くするほど、髪のダメージは
ひどくなるし、タンパク変性を起こしてしまう危険性も増していきます。
「できるだけ強いカールをつけたい」って思って一生懸命も長くずーっと
コテを当て続けるのはやめましょう。
コテを当てるときは「だいたい3秒数えてサッと巻く」これを徹底して
行って欲しいです。
![Maco](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/09/23456946.png)
もし3秒でカールが付かないのであればとコテの温度があっていないか、髪が
しっかりと乾ききってっていないことが考えられるので、もう一度ドライヤー
をしっかりしてみたり、ちょっとずつコテの温度を上げていてくださいね。
まとめ
![](https://www.sanryu-tatsuta.jp/wp-content/uploads/2023/10/smoothieIMGL4100_TP_V4.jpg)
はい、以上がコテを使うときに注意してほしい5つのポイントでした。
どうですか、普段なにげなく使っているコテでも使い方を間違えると、
どんどん髪の毛を傷めてしまいます。
せっかく一生懸命巻いているのに実はそれが大事な髪を傷める
行為だったら嫌ですよね?
そうならないように皆さんも、この記事を参考にして綺麗な巻き髪を
作っていってもらえたらうれしいです♪
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