正しいコテの使い方!5つのポイントをご紹介

ヘア機器


普段何気なく使っているコテでも使い方を間違えると、
どんどん髪の毛を傷めてしまいます!

こんにちは、元美容師のMacoです。

今回はコテを使って巻くときに注意してほしい5つのポイントを
紹介していきます。

みなさん普段何気なくをコテを使って髪を巻いてませんか?

何も知らずにコテを使い続けてしまうと、髪のダメージだったり
チリつき、パサつきの原因にもなってしまいます。

Maco
Maco

でも今回お話しするポイントさえ押さえておけば
「ダメージを抑えつつ綺麗な巻き髪を作ることができるようになる」
のでぜひ皆さん参考にしてください!

【基礎知識】なぜコテで巻き髪を作ることができるのか?

それではさっそく説明していきます。
まず、なぜコテで巻き髪を作ることができるのか?

その原理からお話ししていくんですけど。

これはよくお客様にも説明していたんですけど、
水素結合っていうのが関係しています。

髪の毛の中には鎖状につながった、こういう感じでつながった骨の
ようなものがあります。

この骨は髪が濡れている状態の時は、バラバラになって髪が乾くと
くっつく性質を持っています。

この骨がくっつく時にどういう形で、くっつくかによって髪の毛の
形って変わってくるんですね。


なのでコテっていうのは、髪をクルクルって巻きつけた状態で
高音の熱を当てて髪の中の水分を抜くことによって、その巻き
つけた時のくるくるのカールの状態を記憶させるっていう道具
になります。


まあ、これも基本的なことなのでご存知な方も多いとは
思うんですが、この知識をしっかりと知っておくことが
重要になってきます。

コテを使う際の注意するポイント

ではここからは、コテを使う際の注意するポイントを
お伝えしていきます。

ポイント1:濡れ髪に注意する!

まず一つ目は濡れ髪に注意するです。

たまに髪を巻くときに水分が残ったままで、
「ジュー」って音が鳴る時ないですか?

これは危険信号の合図なので注意してください!

自分でも、コテを使う際に音はしっかり聞いておいてくださいね。

このような音は水蒸気爆発と呼ばれていて、これは髪の表面の
水分だけではなく、髪の内部の水分も蒸発させてしまいます!

そうすることで髪の内部の細胞が破壊されてしまって、
かなりダメージをさせてしまうし、健康的な髪の毛を維持することができ
なくなってしまいます。


さらに濡れている髪の毛ってとってもデリケートなので、濡れている状態で
コテを挟むとキューティクルが剥がれてしまって、髪の乾燥やパサつきの
原因になってしまいます。

なので、髪を必ず完全に乾いてからコテを使うようにしてください。

Maco
Maco

スタイリング剤だったり髪を巻く前に使うオイルが
あると思うんですけど、これもつけ過ぎた状態で行
ってしまうと同じように中って水蒸気爆発を起こし
てしまう可能性があるのでこちらも注意してください。

ポイント2:毛先から挟んで巻いていく

はい、次に2つ目が毛先から挟んで巻いていくです。
これもほんとやめてもらいたいですね。

毛先っていうのは、やっぱりこの根元中間に比べてダメージ
しやすいです。

こんなダメージしやすいからコテを挟んでしまうとくるくる
って巻いた時に一番内側、一番熱が当たる部分が毛先にあるんですね。

つまり一番高温の部分にダメージのしやすい毛先を当ててしまって
いるし、コテを当てている時間が一番長い部分にをなってくるんですね!

なので、もう本当にどんどんどんどん毛先が傷んでいく一方です。

なるべくやらない方がいい巻き方は「毛先からこういうふうに
巻いていくこと」

毛先だけに熱が当たってあんまり巻けないんですよ。

なので、できれば髪の中間部分からアイロンを挟んで、、中間部分巻いた
らこのレバー緩めてでササッと毛先までいって、くるくるってササッー
て抜くのが一番ダメージしづらいかなって思います。

下にスーってずらすのも完全にこのレバーが挟まった状態で、
このキツい状態でぴーって引っ張ると、キューティクルを剥がして
しまう原因になります。

必ずこのレバーを緩めてから下にスライドさせてください。

ポイント3:高音に注意する

はい、次3つ目が高温に注意するです。

髪の毛を巻く時の温度にも注意してください。

あんまり高い温度で巻いてしまうと、髪の毛がタンパク変性を
起こしてしまいます!

例えば卵ってタンパク質からできているんですけど、卵は生卵の時は
透明で柔らかいですよね。

でもその卵も火を通すと徐々に白くなっていって硬くなります。

それと同じで髪の毛も同じように高音の熱を加えることによって。
どんどんどんどん硬い髪の毛になってしまって、髪がバサッと広がり
やすくなってしまう原因になります。

Maco
Maco

しかも一度タンパク変性を起こした髪って元
に戻すことができないんです。

りさ
りさ

なるほど!なんか失敗できないプレッシャー・・・

卵も一緒で火を通してう目玉焼きにしてしまった物って、
もう生卵に戻らないんですよね。

それと同じなんです!

なので、そうならないように最初から適度な温度で髪の毛を
巻いていく必要があります。

コテを使うときの大体の温度の目安としては、健康の髪の人の場合
120度から150度。

ダメージ毛の人は100度から120度ですね。

この温度で巻けたら一番いいかな。

ただカールがつきにくい方だったり、剛毛もでなかなか負けない方は
高くても160度くらいがいいかなって思います。

本当に限界のギリギリは180度ですね!
180度以上は絶対に使わないでください。

あとは、なるべく自分の中で一番低い温度を探していくといいん
じゃないかなって思います。

ポイント4:温度の低すぎにも注意する

はい、次に4つめ温度の低すぎにも注意するです。

あれっ今状態温度 ダメって言ったじゃん?って思うかもしれ
ないんですけど、確かに今低めの温度で髪を巻くに越したことはありません。

ただ温度が低すぎて、なかなかカールがつかずに何度も何度も同じ場所を
まき続けてしまうと、摩擦が大きくあってキューティクルを剥がしてしまう
原因になってしまいます。

コテを使うときは、できるだけも一括で巻くことによって髪へのダメージを
最小限に抑えることもできます。

Maco
Maco

さっきも言ったんですが、自分に合う一番低い
温度を探してみるといいんじゃないかなーって思います。

ポイント5:【重要】3秒ルールを徹底する

はい 最後5つめ3秒ルールを徹底することです。

コテを髪に当てている時間を長くすれば長くするほど、髪のダメージは
ひどくなるし、タンパク変性を起こしてしまう危険性も増していきます。

「できるだけ強いカールをつけたい」って思って一生懸命も長くずーっと
コテを当て続けるのはやめましょう。

コテを当てるときは「だいたい3秒数えてサッと巻く」これを徹底して
行って欲しいです。

Maco
Maco

もし3秒でカールが付かないのであればとコテの温度があっていないか、髪が
しっかりと乾ききってっていないことが考えられるので、もう一度ドライヤー
をしっかりしてみたり、ちょっとずつコテの温度を上げていてくださいね。

まとめ

はい、以上がコテを使うときに注意してほしい5つのポイントでした。

どうですか、普段なにげなく使っているコテでも使い方を間違えると、
どんどん髪の毛を傷めてしまいます。

せっかく一生懸命巻いているのに実はそれが大事な髪を傷める
行為だったら嫌ですよね?

そうならないように皆さんも、この記事を参考にして綺麗な巻き髪を
作っていってもらえたらうれしいです♪

プロフィール
元美容師ブロガー
Maco

元美容師のMacoです。
自分自身で行う、髪のセルフケアを実践しつつブログも執筆しています。
好きなヘアスタイル⇒疑似ショート
趣味⇒セルフカット、スマホでドラマ鑑賞

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